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築60年の木造2階建て戸建住宅の改修プロジェクト。前面道路と土間フリースペースに隣接するように大きなキッチンと外部カウンターをつくり家が街に開く契機をつくった。高齢化した住居地域に若者が流入し、彼らの暮らしが道を介して地域社会と結びつくような新しい戸建住宅のモデルをつくった

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築43年の木造2階建て長屋を外構を含め改修した。既存塀を撤去することで敷地を街に開き、地域の人も使えるような縁側をつくった。さらに1階の開口を改修し開放的にすることで、1階を住宅以外の用途にも積極的に使え、高齢化した住居地域に若者が流入し、彼らの暮らしが路地を介して地域社会と結びつくような新しい長屋のモデルをつくった。

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RC造ビル内の13戸の賃貸住戸をひとつずつ改修し、建物を多様な集合体へと変容させる長期計画における、5つめのプロジェクトである。本住戸では1〜2人の入居者を想定し、躯体から離して配置した2箇所の水回りの間を可変性のある空間とすることで、休息・接客・仕事や趣味、といった生活の場を柔軟に確保できるようにした。

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1階を前面道路に開くことで、暮らしが地域社会と結びつくような新しい郊外住宅のモデルの創出を目指した。具体的には、既存構造の耐震改修を施しつつ、前面道路に対する既存開口部を大きく改修し、1階フリースペースの床を土間とすることで、外部である前面道路の延長としてフリースペースを使えるよう工夫した。一方で、私的生活のプライバシーを確保するため2階にLDKを設け、遠くに瀬戸内海を望むことができるキッチンを持つ、明るく快適な空間を2階に確保している。

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RC造3階建集合住宅内の2住戸を1住戸に改修した。多様な作業に利用可能な広いキッチンテーブルを中心とした、利用方法の自由度が高い住戸内部の空間構成を周辺環境にもつなげることで、賃貸マンション内の一角に、新しいライフスタイルの場を組み入れた。建物全体を多様な生活の集合体として生まれ変わらせる長期計画の第一段階である。

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改修前の前面道路は、建物と向かいの石垣とに挟まれた閉塞性の高い空間であった。カーブした坂道にもかかわらず、上方の住宅街と下方の中心街とを行き来する車は多く、歩行者にとっても危険な場所となっていた。 そこで本プロジェクトでは、川沿いの2棟の間にヴォイドなスペースを挿入し、川面が見えるキッチン付きの共用テラスを設置した。そこに降りる階段脇には、誰もが利用できるベンチのある三角形の広場を設けた。さらに、道路沿いの新築棟については建築面積を抑えることで、道路沿いの視界に広がりをもたせた。
すべてメゾネットで周囲の自然景観への眺望を享受できる5戸のタウンハウスに再構成している。

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高度成長期に開発された石垣の上の宅地に建つ築40年余りの量産型住宅のリノベーションである。以前の所有者は、転出後に不動産の有効活用を試みたが引き受け手がみつからず、5年間空き家として放置されていたものを、本事業者が買い取った。道路との高低差と急な階段、そして老朽化した量産化住宅という、通常劣悪と見なされるこれらの条件を、他にない固有の場所性と建築の可能性と捉え直し、それらの潜在力を最大限に生かして魅力的な住宅として再生することに挑戦した。周辺に多く集積する同様の不動産物件についても、個性を生かした改修や建替を行い、結果として、地域全体を多様な魅力に溢れる住宅地へと再生することをめざしている。

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築後40年余りの5階建賃貸マンション内の1住戸の改修である。敷地は阪神電車の駅に近く、周辺にはスーパー、個人商店、マンション、戸建て住宅などが混在する。私たちは2014年以来、この建物で空室が生じるたび、元の画一的なプランを、ひとつひとつが強い特色を持つ住戸へと改修してきた。今回はその4つめで、最終的には建物全体を、多様な住戸と事務所の集合体とする計画の一環である。対象住戸は最上階の端に位置し、一人で仕事をしながら住むことも可能な場所をつくることをめざした。目線を少し超える高さの壁で細長い2つの空間を仕切り、中央部分を回転可能とすることで、光の変化に富む、多様な使い方が可能な空間を創出した。

基準階は専有面積 40 ㎡の賃貸住戸が2 戸、最上階は天井高 4m の開放的な住戸となっている。計画地周辺が都心であることから、基準階の賃貸住戸は事務所・店舗利用にも対応可能な、開放感あるシンプルな平面計画とした。現在の入居者は住居用途とオフィス使用がおおよそ半々であり、一つの建築の中で多様な人々が生活し仕事をしている。標準ビルサッシにアルミ庇を取付けた凹凸あるフレームに天然木杉板材を張った建物外観が、近隣の都市景観向上に貢献しながら、本集合住宅が神戸市内でもランドマーク的な存在となりつつある。

駐車場全体の再開発として、弊社、設計者、神戸芸術工科大学との共同開発によって完成した建物

「House in the parking」 駐車場の中の家

駐車場であり、建物郡であり、公園でもある。そんな不思議な空間をデザインした物件です。

周辺環境から孤立せず、調和・共生する開発をしています。前面道路から建物までは、一続きのオープンスペースとしています(緑化したり、駐車スペースとして利用)。4戸の住宅を微妙にずらすことで生じる「アーバンボイド」(吹き抜け空間)が露地となり、通風・採光・プライバシーを適度に確保しています。また、建物の屋根勾配もバラバラ、外壁の材料も色を変えて多様性のある楽しい街並みを創出しています

神戸市中心部、三宮駅近くの繁華街の築35年の鉄骨造5階建商業ビルを、1~3階を店舗、4、5階を賃貸住宅として再生するプロジェクトである。この地域は低層階を飲食店と して利用し、上階が住居の建築が多い。本改修でも元々住居だった上階を、現代の需要と感覚 に即した住まいとした。専有面積25m2ほどの小空間には、生活に必要な最低限の設備を機 能的に織り込んだ。老朽化ビルのファサードは、グレーチングとデッキ材を組合せたデザイン とし、三宮の繁華街の品格を保持した商業ビルに再生させた。

木造長屋4住戸のうち3住戸のリノベーションプロジェクト。
前面に細い袋小路の路地と接する立地を生かし、1階LDKから延長したような改装を施し、プライベートな住戸内から、縁側、庭先のベンチ、路地へと、ゆるやかにつながる空間をつくりあげた。
​所々に古いパーツを残しながらリノベーションの楽しみを感じつつも、周辺環境を生かし、現代のニーズに合った間取りに改装しローコストで魅力的な変身を遂げた。

第3弾同様、同大学環境デザイン学科3年生対象の実習課題として実施した、BELLTREE須磨203号室リノベーションプロジェクト。家族向け集合住宅の3LDKを、新しいタイプの間取りへ再生した、坂上みなみさんの案を実施案に選びました。アクティビティの拠り所となる間仕切り、視界の抜ける開口をもつ壁。自由に住み手が「場」を選べるしかけが随所に施され、従来の個室を数えるnLDKとは違う空間になりました。改修後の間取りは、入居者の選んだ「場」によってnが「ゆらぎ」変動する1/fLDKという、現代の多様なニーズに応える、可変性の高い空間となっています。

計画地のある神戸市東灘区岡本地区は阪神間を代表する戦前から続く住宅地です。本計画は長い間空家となっていた木造住宅の2戸の賃貸住宅へのリノベーションです。建物中央に界壁を作り手前と奥の2住戸に分割。手前のTYPE1は、広いサニタリーとリビングが一体となり、吹抜によって上下階もつながる水平と、垂直に広がりある住戸。奥のTYPE2は、半屋外的なエントランスホールの螺旋階段によって上下階がつながり、断面形状を工夫して2階にロフトを組み込んだ住戸となっています。阪神淡路大震災による破損箇所を補修、改修を施して構造スペックをあげながら、既存住宅の面影を強調したリノベーションとなっています。

築40年を経過した中規模賃貸マンション全体の再生をめざす住戸改修。昨年の2戸に続き3戸目の改修。個性的なデザインの改修を継続することで古いマンション全体を蘇らせる計画。この住戸は神戸芸術工科大学の授業となり、最優秀案を元に設計を進めた。画一的なnLDKマンションとは対極的な、小さな住戸をさらに細かく分節し、幼い頃に夢みた「秘密基地」のような雰囲気をもつ空間であり、若い世代のスケール感や生活感を反映した新しい住戸プランとなった。

 

神戸芸術工科大学とのコラボレーション企画

高低差を利用し変化に富んだプランニング

シングルタイプは吹抜け、螺旋階段、南面に5mを超える大きなガラスを用いたA号、ロフトを設け3.7mの階高を実現した垂直方向を強調したデザイン。

ファミリータイプは水平に伸びたプランが特徴的でC号は可変式間仕切りを利用して多様なライフプランに対応。Dタイプは北側専用庭にウッドデッキを採用しました。

 

グッドデザイン賞等の受賞実績を持つ2人の建築家のチームワークによって生まれたデザインです。

約築40年の鉄筋コンクリート造マンションの戸別リノベーション。住宅・事務所・SOHO等多様な生活スタイルに対応できるようにプランニング。
302号は住居の中心に水周りの諸機能を集中させた「ガラスボックス」を設けカーテンの開閉により部屋全体のバリエーションの変化を楽しめるように設計。
203号は下町を室内改装計画に反映した「街の縮図としての集合住宅」をコンセプトとし、広々とした土間や亜鉛メッキの鉄板壁の活用法により入居者のライフスタイルに合わせて変化できるように設計。

木造3軒長屋(築50年)の2軒を、3つの個室と共用スペースからなるシェアハウスにリノベーション。地域に開いた休憩空間を持つことから「禅昌寺キオスク」と名付けました。1階は、周辺住人も利用できる自動販売機と縁側が設置された休憩スペースを中心に、土間スペースやLDK等の共用スペースをレイアウト。既存の構造材を見せた開放的な土間スペースは、新旧の素材のコントラストが美しい吹抜空間です。地域の方々と学生達との世代間の交流を育むことで、本物件周辺の活性化のきっかけとなるシェアハウスとなればと考えています。神戸芸術工科大学  環境・建築デザイン学科との共同プロジェクト

道路側の2件の賃貸住居、奥のゲストハウス(隣接する建物オーナー住居のセカンドリビング)という構成の複合住宅です。計画地には築50年の木造文化住宅が2棟あり、老朽化による建替として計画しました。賃貸住居には共に2階建の構成で、高天井や吹抜けを組み入れたインテリアが住人のライフスタイルを刺激します。ゲストハウスは隣接するオーナー住居とデッキテラスを介してつながります。オーナー住居との一体利用を超えて、地域住人にも開放した交流の場になっています。

約築40年の木造文化住宅1階の3/4のみを改修した「シェアハウス」 地域活性化にも繋がるアイデアを求め禅昌寺、神撫町地区の委託研究を依頼している神戸芸術工科大学に設計依頼し神戸芸術工科大学プロジェクトチーム+設事務所KONNOにより生まれ変わったリノベーション住宅。設計チームはキッチンなどの水回りとリビングを共有するシェアハウスを提案した。道路に面した8畳間の3戸分の戸境壁をとりはらって生まれたシェアスペースは、窓やドアに透明のガラスを入れ、外からも様子がうかがえる。入居者が共有するだけでなく、近隣に対してもゆるやかに開かれた印象を与えるつくりになっています。

神戸の中心部である三宮に残る古い街並みに建つ鉄骨造5階建SOHOタイプの集合住宅。北面道路側のアルミサッシの開口部は、日中は室内に最大限の明るさを確保し、地域に対して開放的な外観を形成します。そして夜間は薄暗い街並みに「街の行灯」となって明るさを提供します。開口部側には木製の大型引戸を設置。ライフスタイルに合わせて外部に対する開放具合を調節し、その住人の行為が直接建物の外観にあらわれ、建物の個性的なデザインにつながります。

築50年の木造住宅をリノベーションした賃貸住宅。インテリアは壁や床の仕上げ材に、100%リサイクルの木質パネル(パーティクルボード)を使用した暖かみのあるデザインが特徴です。パーティクルボードはデザインと耐震補強要素を兼ねており、すべての耐力壁を構成しています。構造がそのまま内装材になり、ローコスト化と高度な耐震補強を両立させ、住宅のサスティナブル化に貢献しています。

3戸の木造長屋建、単身者向けの賃貸集合住宅。縦割りの長屋形式のメリットを生かし、光を取り込む吹抜けに面した大開口と風を取り込む下地窓で周囲の視線を感じること無く生活ができる。夜間は窓の明かりを通して、近隣に賑わいを与えている。室内は吹抜けを介したワンルームのメゾネット形式で、SOHO的な使用にも適する。オブジェのようなアイランドキッチンは生活感を感じさせない。人生の一時期を過ごす賃貸ならではの魅力ある空間を目指しています。

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